医療におけるデータの利活用は、医療の進化を加速させます。多様な医療データを統合し解析することにより、病態解明や治療精度の向上が期待されます。また、医薬品の開発プロセスの進化や疫学的な予防研究への貢献など、医療データの利活用は次世代医療の可能性を大幅に広げるものです。
特に日本は、多様な検査データや長期に亘る健康診断データなど、世界でも類を見ない豊富な医療データの資源が眠っています。しかし、その多種多様な形式や、集約して解析する仕組みが無いことから、利活用のための環境整備は喫緊の課題です。
弊社は豊富な医療データ処理の経験と技術を用いて、取得・加工・バリデーション等の医療データの整備、解析できる環境の構築やデータの保有者と利用者をつなぐことによる、医療データ活用の新たなマーケットの形成に寄与します。
モルガン・スタンレー投資銀行本部にて、製薬企業を中心にM&Aや資金調達のファイナンシャルアドバイザリー業務に従事。その後、経営共創基盤（IGPI）にて戦略案件やハンズオン経営支援及びヘルスケアベンチャー投資に携わる。2017年、次世代の地域医療モデル構築を目指す株式会社コメッドを設立し、代表取締役に就任。2022年、株式会社TENNEの代表取締役CEOに就任。慶應義塾大学総合政策学部卒業。
デジタル・AI領域の先端技術の開発や産業応用・コンサルティングが専門。 医療・製薬・金融・不動産・防衛などの各産業において、数百に及ぶプロジェクトを手掛け、多数のデータ活用ソリューションを実現し、プラットフォーム・組織立ち上げを主導した。近年ではAI人材の育成（経産省・京都大学・琉球大学等）や、産官学を巻き込んだオープンなエコシステムの形成による、データ活用の社会実装と価値向上に取り組んでいる。
薬剤師免許をもつ。専門は薬学・細胞生物学・発生工学。プロジェクトマネージング、プログラム形成も得意とする。
名古屋大学大学院医学系研究科にて医学博士を取得、理化学研究所 神戸研究所 発生再生科学総合研究センター（CDB_現BDR）システムバイオロジー研究プロジェクトを経て、網膜再生医療研究開発プロジェクト・研究員。iPS細胞を用いた再生医療開発に従事し、基礎・応用・実用化研究に加え、臨床研究を推進するプロジェクトマネジージャーを兼務、研究者として産学官連携スキームの構築と実践を担当。また、神戸市立神戸アイセンター病院において、初期稼働から院内制度の整備を含む病院における研究機能の体制構築を推進した。